株式会社オープンアップソリューションズ(旧:株式会社ビーネックスソリューションズ)

株式会社オープンアップソリューションズ(旧:株式会社ビーネックスソリューションズ)

コーポレートリブランディング支援

上場区分:未上場

概要

株式会社ビーネックスソリューションズ(現:株式会社オープンアップソリューションズ)の社名変更に伴うリブランディングプロジェクトとして、理念体系の再構築からビジュアルアイデンティティ(VI)の開発、各種ブランドツール制作までを一貫して支援しました。社員・経営層・顧客へのヒアリングやワークショップを通じて、従来のMVVを「Origin・Mission・Values」へ再定義し、新たなブランドメッセージと世界観を構築。キービジュアルやWebサイト(https://openup-sol.co.jp/)、社員証、デザインガイドラインなどを整備し、社内外で一貫したブランド体験を実現する基盤づくりを行いました。

クライアント
株式会社オープンアップソリューションズ(旧:株式会社ビーネックスソリューションズ)
業界
情報通信・IT・セキュリティ
上場区分
未上場
担当領域
パーパス策定 / VIガイドライン / ロゴ作成 / キービジュアル開発 / ブランドガイド / Webサイトリニューアル
実施期間
2025年5月〜2026年4月(12か月)

背景

株式会社ビーネックスソリューションズ(現:株式会社オープンアップソリューションズ)は、自動車・製造業を中心とした組込みソフトウェア開発やPLM、IoT、AI領域などで40年以上の実績を持つITエンジニアリング企業です。近年はオープンアップグループの一員として事業領域を拡大し、「技術者派遣・SES企業」という従来のイメージから、顧客とともに価値を創造するソリューション企業への進化を目指しています。

その転換期に合わせて、2026年4月の社名変更(ビーネックスソリューションズ→オープンアップソリューションズ)が決定。単なる名称変更ではなく、「これからどのような企業として社会に価値を提供していくのか」を社内外へ明確に伝えるリブランディングが必要となりました。


課題

プロジェクト開始時点では、さらなる企業成長に向けて以下の3つの経営課題がありました。

  • 新規顧客の獲得とブランド認知向上
  • 採用競争力の強化(特に経験者・若手エンジニア採用)
  • 社員エンゲージメント向上と組織の一体感醸成

一方で、既存のMission・Vision・Values(MVV)は、現在の事業内容や経営戦略との間にギャップが生じていました。社員アンケートや顧客ヒアリングでは、「BNSらしさ」や技術力、顧客に寄り添う姿勢は評価されていたものの、その強みが理念やブランドメッセージとして十分に表現されていないことが判明。また、「SES企業」という一般的なイメージとの差別化や、将来目指す姿を社内外へ伝えるためのブランド基盤の再構築が求められていました。


取組概要

DCDでは、理念策定からビジュアルアイデンティティ(VI)の構築、社内外への展開までを一貫して伴走支援しました。

1. 理念体系の再構築

まず、社長・役員ヒアリング、顧客ヒアリング、社員アンケート(回答率86%・約1,300名)、社員ワークショップを実施し、「オープンアップソリューションズらしさ」を多角的に整理しました。

その結果、従来のMVVではなく、

  • Origin(変わらない基本理念)
  • Mission(社会に果たす存在意義)
  • Values(社員一人ひとりの行動指針)

という新たな理念体系を提案。特にOriginを企業文化の土台となる普遍的な考え方として位置付け、変化する経営環境でも揺るがないブランドの軸を設計しました。


2. ブランドコンセプト・メッセージ開発

ヒアリングから抽出された「挑戦」「個の尊重」「誠実」「探究心」「ともに成長する」というキーワードをもとに、ブランドストーリーやブランドメッセージを開発。

ブランドコピー

「挑もう。ともに、まっすぐに。」

を策定し、社員・顧客・パートナーとともに挑戦を続ける企業姿勢をシンプルかつ象徴的に表現しました。


3. ビジュアルアイデンティティ(VI)開発

理念を視覚的に体現するため、可変性のあるブランドモチーフやカラーシステムを設計。

「挑戦」「誠実」「ともに」というブランド価値を、オープンアップグループとの一体感を保ちながらも独自性のあるVIへ落とし込みました。

さらに、ブランドの世界観を統一するため、

  • キービジュアル
  • コーポレートWebサイト
  • 社員証
  • オンライン会議背景
  • ブランドガイドライン
  • VI運用ルール

まで一貫して制作・整備しました。


4. 社内外へのブランド浸透

理念策定だけで終わらせず、社名変更の発表に合わせて社内報やWebサイトなど複数チャネルで順次情報発信を実施。

社員投票やワークショップを取り入れながら、「経営が決める理念」ではなく、「社員も共につくるブランド」として浸透を図りました。これにより、ブランドの共感性と当事者意識を高めるプロセスを設計しました。


成果

本プロジェクトは、社名変更に合わせたリブランディングとして実施され、企業理念・ブランド・ビジュアルを一体で刷新する取り組みとなりました。

主な成果は以下のとおりです。

  • 「Origin・Mission・Values」という新たな理念体系を確立
  • 社名変更と連動したビジュアルアイデンティティを構築
  • ブランドメッセージ・ブランドストーリーを策定
  • Webサイトや社員証など社内外のブランド接点を統一
  • デザインガイドラインを整備し、ブランド運用基盤を構築
  • 社員参加型プロセスを通じ、ブランドへの理解・共感を醸成

単なるロゴやデザインの刷新ではなく、「企業の存在意義」「目指す未来」「社員の行動指針」を一貫したブランドとして設計したことで、採用・営業・社内コミュニケーションなど幅広い場面で活用できるブランド基盤が整いました。


顧客の声

本プロジェクトにて経営層・社員・顧客それぞれの声を丁寧に取り入れながらブランドを構築した結果

社員アンケートでは、

  • 「顧客に寄り添うパートナー」
  • 「個を尊重する文化」
  • 「より挑戦的なプロフェッショナル企業になりたい」

という普段得づらい、社員が思う将来像が共有することができ

また、顧客からは、

  • 「困ったときに頼れる存在であってほしい」
  • 「課題を一緒に考え、新しい価値を提案してほしい」
  • 「誠実さに加え、もっと挑戦する企業になってほしい」

という期待を頂きました。

こうした多様な声をブランドに反映したことで、経営の意思だけでなく、社員や顧客の期待も取り込んだ「共創型のブランド」が実現することができました。

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