リサーチ

数字と声から、本質的な課題を見つける。

大伸社コミュニケーションデザインのリサーチは、アンケートやインタビューを実施することからではなく、「何を明らかにし、その結果をどのような意思決定につなげるのか」を明確にすることから始まります。 顧客・従業員へのインタビューや行動観察などの定性調査と、アンケートなどによって全体傾向や属性差を可視化する定量調査を、目的に応じて設計。 数字だけでは見えない「なぜ」と、個々の声だけでは判断できない「どの程度」を掛け合わせることで、顧客・従業員の意識や行動、その背景にある課題を構造的に捉え、ブランドや事業、組織の次のアクションにつながる示唆を導き出します。

解決できる課題

リサーチは、アンケートやインタビューを実施してデータを集めることが目的ではありません。重要なのは、得られた事実から課題を明らかにし、次の意思決定やアクションにつなげることです。

たとえば、次のような課題に対応します。

  • 顧客や従業員が実際に何を感じ、どのように行動しているのか把握できていない
  • アンケートを実施しているが、集計結果を見るだけで終わっている
  • 全体平均だけでは、どの属性・組織・顧客層に課題があるのか分からない
  • 数値として課題は見えているが、「なぜその結果になっているのか」が分からない
  • 顧客が商品・サービスを選ぶ理由や、その背景にある価値観・ニーズを深く理解したい
  • MVVPやブランドに対する従業員の認知・理解・共感・実践状況を把握したい
  • 定量調査と定性調査をどのように組み合わせればよいか分からない
  • 調査結果から、優先的に取り組むべき課題や具体的な施策を導き出したい

DCDの特徴

DCDでは、アンケートやインタビューを実施することからリサーチを始めません。

まず、企業が抱えている課題や、「この調査によって何を明らかにし、どのような判断をしたいのか」を整理し、そこから逆算して調査方法や対象者、設問・質問項目などを設計します。

定量調査では、アンケートなどを通じて顧客や従業員の意識・行動を数値化。全体傾向だけでなく、年代、役職、所属、雇用形態などによるクロス分析を行うことで、「何が起きているのか」「どこに課題があるのか」「どの層に特徴的な傾向があるのか」を可視化します。

一方、定性調査では、インタビューやグループインタビュー、ワークショップなどを通じて、一人ひとりの経験や価値観、行動の背景を深く理解します。「なぜ選んだのか」「なぜそう感じるのか」「なぜ行動できないのか」など、数値だけでは見えない理由や文脈を捉えます。

さらに重視するのが、定量と定性を分断せずに分析することです。

定量調査によって「何が・どこで起きているのか」を捉え、定性調査によって「なぜ起きているのか」を深掘りする。両者を掛け合わせることで、表面的な結果だけではなく、その背景にある要因や課題の構造まで明らかにします。

そして、調査報告書を提出して終わるのではなく、分析結果から優先して解決すべき課題を整理し、ブランド戦略やコミュニケーション、顧客体験、インナーブランディングなど、具体的な施策の方向性へとつなげます。

「何が起きているか」を捉え、「なぜ起きているか」を理解し、「何をすべきか」を導き出す。

定量・定性の両面から課題の本質を捉え、リサーチを「調査・報告」で終わらせず、企業の意思決定と実践の起点にすることが、DCDのリサーチの特徴です。

リサーチ設計の進め方

01|課題・目的整理 — 「何を知りたいか」ではなく「何を判断したいか」を明確にする

現在抱えている課題や、調査結果をもとに判断したいことを整理します。調査を実施すること自体を目的にせず、「調査後に、どのような意思決定やアクションにつなげたいのか」から必要な情報を定義します。

02|仮説・調査設計 — 明らかにすべきことを構造化する

課題について仮説を立て、「何を、誰に、どのような方法で聞けば検証できるのか」を設計します。目的に応じて、定性調査・定量調査のいずれか、あるいは両方を組み合わせます。 定量調査では、単純な満足度だけでなく、たとえば「認知 → 理解 → 共感 → 実践」のように、対象者の状態を段階的に捉えられる指標設計も行います。添付調査でも、この4段階に加えて接触頻度や実践阻害要因などを設問化しています。

03|定性リサーチ — 「なぜ」を深く理解する

デプスインタビュー、グループインタビュー、従業員インタビュー、ワークショップなどを通じて、対象者の発言だけでなく、その背景にある経験や価値観、行動理由まで掘り下げます。 あらかじめ用意した仮説を確認するだけでなく、対話の中から企業側が想定していなかった課題や価値を発見することも重視します。

04|定量リサーチ — 「どの程度・どこにあるか」を可視化する

アンケート調査を通じて、意識・評価・行動などを数値として把握します。全体集計だけではなく、所属、役職、年代、勤続年数、顧客属性などでクロス分析し、全体の中で特徴的な層や課題の偏りを明らかにします。 添付調査のように、全社平均だけを見るのではなく、雇用形態や役職などによって「認知・理解・共感・実践」のバランスがどう異なるかを見ることで、対象ごとに異なる課題を捉えることができます。

05|統合分析・課題構造化 — 数字と声をつなげる

定量調査で把握した傾向と、定性調査で得られた理由や背景を掛け合わせて分析します。 たとえば「理解度が低い」という数値だけで終わらせず、「接触機会が少ない」「言葉が抽象的」「自分の業務に置き換えにくい」など、その数値を生み出している要因まで整理することで、課題の構造を明らかにします。

06|示唆・アクション設計 — 調査結果を「次に何をするか」へ変える

分析結果をもとに、優先して解決すべき課題と、具体的な施策の方向性を整理します。 ブランド戦略の見直し、コミュニケーション改善、顧客体験の設計、インナーブランディング、採用施策など、調査から得られた事実を、実際の意思決定とアクションへ接続するところまで支援します。

よくあるご質問

  • A

    目的によって異なります。「どのような課題があるのか、まず深く理解したい」場合は定性調査、「どの程度の人がそう感じているのか、属性による違いを把握したい」場合は定量調査が適しています。また、定性調査で仮説を発見し、定量調査でその広がりを検証するなど、両方を組み合わせることで、より精度の高い分析も可能です。

  • A

    はい。調査目的や仮説の整理から、評価指標、設問、選択肢、属性項目まで設計します。単に聞きたいことを並べるのではなく、調査結果からどのような判断をしたいのかを逆算して設問を設計することを重視しています。

  • A

    はい。集計結果を報告するだけでなく、定量・定性データをもとに課題の要因を整理し、優先すべきテーマや施策の方向性まで提案します。リサーチを「現状把握」で終わらせず、ブランドや事業、組織を変えるための意思決定につなげることを大切にしています。

「リサーチ」の主な実績

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